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富岡製糸場

先日、世界遺産の富岡製糸場に行ってきました

 

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着物には欠かせない生糸生産の流れがよくわかる資料館として興味があり、一度行ってみたいと思っていたのです

明治5年(西暦1872年)からなんと115年間操業し続けた製糸場であり、それが今なお昔の面影そのままに現存することが素晴らしいと思いました

 

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最初に女工さんの仕事の糸繰の実演を見ました

 

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繭の糸の細さはなんと0,02弌長さは1,300〜1,500mとの事!

 

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すごく細い繭の糸5本を撚って1本の均一の糸にしていました

繭の糸が無くなりかかると次の繭の始まりを見つけ上手に絡めてつなげていく様子がマジックのようでした

 

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蚕の種類により、黄金の繭や緑がかった繭、白い繭から黄みを帯びた繭までいろいろありました

大きさもマチマチで、雄と雌が一つの繭に入った玉繭というものもありました

 

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さて次に向かったのは東置き繭所という乾燥させた繭を貯蔵する倉庫です

木材で骨組みを造り、壁にレンガを用いた和洋折衷のモダンな建物です

長さ104,4mもあるのに現在までゆがみもなく昔の姿をとどめていることに深く感動しました

 

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中はすっきりした倉庫で、窓が両側にたくさんついていて、繭の乾燥にはちょうど良い構造となっていました

 

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この104,4mの倉庫全てに繭が入っていたことを想像すると信じられないほどの量です

その繭を毎日毎日糸繰していたかと思うと、根気のいることだなーと感じました

 

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次に見たのは繰糸場です

 

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当初は、フランスから300釜の繰糸器が設置され、世界最大規模の製糸工場だったそうです

現在は昭和41年以降に設置された自動繰糸機が保存されているようです

 

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建物内部には柱のない「トラス構造」という建築工法を用い広い空間が保たれていました

さらに採光のため多くのガラス窓や、屋根の上に蒸気抜きの超屋根が取り付けられていました

 

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置繭所よりも長い140,4mの長い建物いっぱいの繰糸器が並んだ様子は圧巻だったことでしょう

 

 

製糸場で働く人々のために診療所や病室も完備されていました

 

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指導者であるフランスのブリュナ氏の住居は高床で回廊風のベランダをもつ解放感あふれる造りになっていました

 

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富岡製糸場を見学した後、碓氷峠のめがね橋を見に行きました

この碓氷第三橋梁は、明治25年に完成しアプト式鉄道として富岡製糸場の生糸の運搬に欠かせなかったようです

 

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昭和38年に新線開通に伴い廃線となり現在は遊歩道「アプトの道」として歩く事が出来るようです

 

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多くの人々の力で蚕から繭、繭から生糸、その生糸が各地に運ばれ、生地に織られ、染められ着物になる、

長い工程と人の手、時間をかけて私たちの手元までたどり着くのだと改めて感じる旅となりました

 

 

 

 

 

 

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