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<< 8の日講座 | main | 瀬戸蔵のお雛さま >>
着物のサイズ直し

早咲きの桜の便りやそろそろ梅の開花の知らせも届くようになってきました

 

先日、春らしい桃色の色無地のお着物のお直しのご依頼がありました

 

お母様のお着物を娘さんのサイズに直すのですが、身長差が10僂曚匹△蠅泙

おはしょりが取れないので10僂曚豹半罎鯆垢したいのです

またお嬢様の方が腕が長く、お着物の裄も長くしたいというご希望でした。

 

 

身丈と裄の部分直しを2か所することも可能でしたが、仕上がり具合やお直し金額から考えても、ほどいてお嬢様の寸法に仕立て直す方が良いのではないかということになりました。

 

 

   11.jpg

 

 

 

さて、今回のように身丈を長くするのは、裾の縫い代や内揚げ部分にどれだけ生地に余裕があるか(生地の隠れた部分)をチェックしてからでないとやれるかどうか判断できません

 


生地が不足している場合は寸法足らずで、そのまま仕立て直す事は不可能になります
逆に身丈を短く直すのは裾で折り込んだり、内揚げという胴のあたりで入れ込んだりすることで直しやすいです

 

 

2.jpg

 

 

そしてご依頼の色無地には、内揚げ部分に折り込みが少なく、裾にも余裕がありませんでした
そこで、希望の着丈を出すために胴部分に別の生地を継ぎ足し身丈を確保しました

 

本当は共生地の残布がある場合はそれを利用するのが一番ですが、無い場合でも近い生地を探して胴のあたりに継ぎ足します

ちょうど帯をする位置に継げば、着たときに全く継いだことが分からないです

 

今回もお客様が似たような生地をお持ちでしたので、それを利用して胴のあたりで継ぎました

 

 

 

3.jpg

 

 

また身丈を長くすることにより、裏地である胴裏も不足します

それは八掛との境あたりに継いであります

 

裏ですので継ぎ目も気になりません

でも気になる方には新しい胴裏で付け直すことも可能です

 

 

   4.jpg

 

 

そして裄直しは、表生地を幅いっぱい使ってできるだけ長くしましたが運悪く胴裏の幅が表地幅より短かったので、やむを得ず袖付け部分でも胴裏を継ぎました

 

 

   5.jpg

 

 

こうして身丈、裄だけでなく、身幅もすべてお嬢様サイズにする事が出来、安心してきていただけるお着物へと生まれ変わりました

 

 

暖かい季節になりましたので、お直しした春色のお着物でお出かけくださる日も近いことでしょう

 

 

1.jpg

 

 

さて、生地を継げばどれだけでも身丈を長くすることができるということではありません

実は帯に隠れる分までしか長くなりません。

ですから帯の幅より少し控えた15僂泙任靴伸ばせません

奥の手として、おはしょりで隠れる部分に追加で5僂曚豹ばすことも可能ですが、継ぐ位置を間違えると見えてしましますので慎重にしないといけません

 

寸法が合わなくても、直して着ることができます

お直しをお考えの方はご一報くださいね

 

 

 

 

 

 

| きもの | 11:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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